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高知と鹿児島で初の『民事調停』申し立て

日本音楽著作権協会(JASRAC)は2日、適正な手続きを経ないまま店舗BGMとして管理楽曲を使用していた全国151事業者(166店舗)に対して、使用料の支払い等を求めて一斉に『民事調停』を申し立てたことを発表しました。

なお、申し立ての対象に結婚式場あるいは関連施設が含まれているか否かは現時点では判明していません。

ただ、今回の申し立ての対象に【高知県】と【鹿児島県】の店舗が含まれており、JASRACによれば両県の事業者への申し立ては初めてとのことです。

JASRACのリリースはこちらから↓ http://www.jasrac.or.jp/release/18/1807_1.html

*************ここがポイント*************

JASRACはここ数年、毎年6月に同様の一斉申し立てを繰り返してきました。 これは「演奏権」に関する案件で、結婚式業界においては主に当日BGMを流す「会場」側に関係する権利です。

毎年恒例となったこの全国一斉での『民事調停』申立て以外にも、昨今ASRACは訴訟や差し押さえ等の法的措置を繰り返し講じており、適正な手続きを経ないでのBGM使用への取り締まりを強化しています。

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