1.ブライダル業界の契約【総論】ブライダルの契約業務ってどんなもの?
- bright-law
- 2020年3月23日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年12月19日

本コラム「契約書を交わす」では、みなさんが日頃、総務、法務業務を行う中で直面しているであろう課題を解決するために、できるだけ実務に即した“使える”内容のコラムをお届けして参ります!
正直、ネットでググっても、「契約書とは、一般的にはこれこれこういうものです」というような内容の記事は出てきますが、「え、じゃあブライダルのこういう時ってどうなの?」というのが分からないってこと多くないですか?
総務・法務業務の経験がまだ浅い方や、他の業種からブライダルに移って来られた方には特にためになる内容だと思いますので、ご期待ください!
とはいえ、経験の長い方にも何かしらの気づきがあるような内容を目指しますので、是非復習兼ねてお読み頂けると嬉しいです。
さて、今回は第1回ということで、総論的な内容をお送りします。
「ブライダルの契約業務ってどんなもの?」
大変ざっくりしたテーマですね。笑
契約に関する具体的なテーマについては、今後のコラムで細かくお伝えしていきます。
さて、経験の比較的浅い方からすると、
いきなり「あの映像会社と契約する事になったから契約書案作っておいて」とか、
「あのお店から提携の契約書きたからチェックして、修正して、先方に返しておいて」とか言われても、「え、いきなり言われてもわかんないです。。。」ってなっちゃいますよね。
はい。
そんなあなたにお伝えしたいことは、これです。
「一般的なブライダル法務業務は、一定のパターンがあるのでそれを理解すればなんとかなる」
そして、もう一つ。
「安心してください。あなたには、ブライト顧問がついています。」
そうなんです。
ブライトプチ顧問がついているので、安心してください。
契約業務って、難しそうなイメージありますよね?
契約の種類もきっとたくさんあるし、法律なんてよくわからないし、そもそも自分なんて法学部でもないし。。。
でも大丈夫なんです。
それはなぜか。
「実際に発生する契約の種類は何種類かに限られる」
はい。解説していきます。
確かに世の中には、様々なたくさんの契約の種類があります。
でも、ブライダル業界で発生する契約というのは、あくまでもその中でも限られたものです。
取引先との契約をあげるならば、
・業務委託契約(司会、ヘアメイク、PAなど)
・売買契約(食材、飲料、引出物など)
・提携契約(結婚式、二次会、衣装の顧客の送客など)
主なものは、この3つでしょう。
その他、業界限らず一般的に発生するものとして、
・賃貸借契約(お店、事務所、土地を借りる)
・雇用契約(スタッフを雇う)
上記2つがあります。
細かくあげれば、もちろんそれ以外にも発生する契約はありますが、発生頻度が高いのはこれくらいです。
つまり、それらの契約についてだけ、必要な情報をきちんと把握していれば、ある程度の契約業務はこなせるようになるのです。
また、それぞれの契約には、雛形・テンプレートがあって、それをベースに作れば基本的には問題ありません。
個別の契約で違うことはもちろんあります。
例えば仕入れる物やサービス、金額、契約の期間などです。
でも、それ以外のベースとなる内容は、基本的には同じなのです。
ただ、注意しなければならないのは、テンプレート選びです。
テンプレートというのは、法務業務を行う上では、
一番大事と言ってもいいくらい重要な「武器」です。
ネットなどからダウンロードできるテンプレートもありますが、ブライダル業界にフィットする内容になっていないものがほとんどなので、必要な内容が抜けてしまっている場合も多々あります。
その点、ブライトではブライダル業界にぴったりフィットするテンプレートを提供することができますので、お困りの方はぜひご連絡ください。
今回のコラムをまとめますと、
・いくつかの代表的な契約パターンをマスターすれば、ある程度の契約業務はこなせる
・ブライダルにきちんとフィットするテンプレートをうまく使う
ということになります。
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