「労務・入退社・働き方改革」  〜2.リモートワークのメリットと注意点 注意点編〜


第二回は、前回の続きで「リモートワークのメリットと注意点 注意点編」をお送りいたします。

さまざまなメリットのあるリモートワークですが、一方で注意点もあります。

一般的に言われている注意点は以下の通りです。

・情報漏洩のリスクが高まる

・コミュニケーション不足に陥りやすい

・従業員の適切な労務管理、人事評価が難しい

まず、情報漏洩のリスクという点でいうと、PC等の端末を社外に持ち出すことになるため、持ち運び中に端末を紛失したり、情報を覗き見されたりする可能性があります。

また、会社の機密情報を従業員が悪意を持って盗んで第三者に漏洩するということも、オフィスよりリモートワークの方がやりやすいということが言えるでしょう。

こういったリスクについては、従業員一人一人が端末の紛失や情報の覗き見などが無いように注意する、データを端末に保存しない、故意に機密情報を第三者に漏洩しないよう各スタッフに誓約させるなどの対応策で、リスク低減を図っていく必要があります。

次に、コミュニケーション不足に陥りやすいという点です。

従来通りオフィスで集まって仕事をしていた時は、自然と生まれていた何気ない挨拶や、ちょっとした雑談などが、実は大切なコミュニケーションだったということが、リモートワークをやってみると分かります。リモートワークだと、何かしらの用件がないと電話やビデオ通話などをしづらいので、ちょっとしたコミュニケーションを取る機会が減り、それによって孤独感を覚えたりするスタッフが増えます。また、自分一人で仕事をしているという感覚が強くなることで、会社への帰属意識が低下するという現象も起こります。

こういった課題に対しては、コミュニケーションのための新しい仕組みづくりが必要です。

例えば、ビデオ会議ツールを使って、定期的にリモートでランチをしたり、飲み会を行うのも一つの方法です。また、短時間でもいいので、毎日ビデオ会議で朝礼を行なって、同じチームのスタッフ同士、顔を見て話すというのもいいでしょう。

そして、従業員の適切な労務管理、人事評価が難しいということがあります。

リモートワークだと、他のスタッフと一緒に働いている訳ではないので、仮にあるスタッフがダラダラ仕事をしていたとしても、誰にも分からないわけです。そういう意味で、どうしても適切な労務管理が難しいという課題が生まれます。また、人事評価という点でも、一緒のオフィスで働いていれば自然と分かる各スタッフの仕事への取り組み方や、顧客対応の様子などが、リモートワークだと分かりづらいということがあります。

それらに対しては、1日に何度か業務報告をするようにしたり、仕事の過程ではなく結果に対する評価のウェイトをあげるというようなやり方が考えられます。

さて、リモートワークのメリット・注意点について解説してまいりました。

皆さんの会社に当てはめて考えると、いかがでしょうか。

筆者としては、今後はリモートワークとオフィスでの勤務が半々くらいの割合になり、ハイブリッドな働き方が増えていくのだろうと思っています。

リモートワークにはデメリット・課題もありますが、それ以上にメリットもありますので、デメリットや課題をクリアするための工夫をしつつ、各業界、各会社ごとの特性、状況にフィットする形のハイブリッドな働き方が必要になってくるでしょう。

我々ブライダル業界としても、時代に適応し、リモートワークを組み込んだハイブリッドな働き方を積極的に取り入れ、より良いサービスをお客様に提供できるよう日々精進してまいりましょう!

ブライトとしても、引き続き、皆様を全力でサポートしてまいります!

お困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。