【この記事は2021年5月10日現在のものです】
4都府県に出された緊急事態宣言が12日から「延長」されるとともに、
新たに愛知県と福岡県に「拡大」されます。
緊急事態宣言が12日から「拡大適用」される愛知県と福岡県のうち、 愛知県が『披露宴における酒類提供の可否』について東京都等と異なる見解を示していた件について 県に確認が取れたのでお知らせいたします。
1.何が問題になっていたのか?
愛知県が7日(金)に発表した『緊急事態措置』の記載によれば、 343446_1394645_misc.pdf (pref.aichi.jp) 愛知県は(東京都や大阪府等と異なり)「結婚式における酒類提供停止を要請しない」ようにも読み取れ、 8日(土)に夏目が独自に愛知県コールセンターに電話をしたところ 「愛知県は結婚式における酒類提供停止を要請しない」という回答を得ており、 それを一部の方にお伝えし「お客様への断定的な説明は控えてください」と呼び掛けておりました。 ただ、コールセンターでの確認にとどまっていたため、月曜日に担当部局に最終確認をとることとしました。
2.今朝のやりとり
本日朝、愛知県防災安全局防災危機管理課に確認をしたところ、 ・ 東京都や大阪府と同じく、愛知県も国の方針に従って結婚式での酒類提供の停止を正式に要請する。 ・ 同じく「20時までの営業時間の短縮」も正式に要請する。 ・ 「できるだけ短時間」「なるべく少人数」については要請ではなく、働きかけをする。 ・ 現在の『緊急事態措置』の書き方だと誤解が生じかねないので、近々変更することを検討している。 という回答がありました。 なお、これは「愛知県としての最終見解である」と断言されました。
3.今後の見通し
愛知県が今朝示した見解は、国が5月7日付で自治体に対して出している 「基本的対処方針に基づく催物の開催制限、施設の使用制限等に係る留意事項等」 https://clk.nxlk.jp/cSCNAeIX の内容(5ページ下部に「結婚式場」についての記載があります。)にも合致していますので、今後愛知県や福岡県、そして今後もし宣言対象が「拡大」した場合でも、
結婚式における酒類提供は停止要請が出る方向性は変更がないものと思われます。
以上を、取り急ぎご報告いたします。
(参考)
▼愛知県防災安全局防災危機管理課(TEL 052-954-6143)との今朝のやり取り一部抜粋
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1回目の電話(夏目⇒愛知県)朝8時頃
夏目「8日土曜日に愛知県のコールセンターに電話したところ、結婚式場に対しては
『酒類提供の停止要請はしない』と説明を受けたが、間違いはないか?」
愛知県「いいえ。国の方針通り、結婚式場に対して酒類提供の停止要請をする。」
夏目「土曜日に何度も念押しして『県としての最終結論』と説明を受けたが、変わったのか。 変わったのだとすれば緊急事態措置のどの記述に基づく要請なのか。
読む限り、結婚式場に対して酒類提供の停止要請をするとの記述はないように思う。」 愛知県「・・・すぐに回答できないので、折り返しとさせてほしい。」
2回目の電話(愛知県⇒夏目)9:45 愛知県「先ほどの問い合わせについてだが、国が示している見解に沿って愛知県も結婚式場に対して酒類提供の停止を要請する。」 夏目「緊急事態措置のどの記述に基づく要請なのか。
愛知県は従前、結婚式場は飲食店には含まないという見解で、協力金などの対象にしていなかったはず。
今回になって飲食店のくくりにするということか。」 愛知県「今回の宣言になって初めて国は『結婚式場』を抽出区分して、特別に要請を出すよう見解を示しているので、愛知県もそれに従うということ。」
夏目「では、愛知県も結婚式場に対して12日から酒類提供の停止を求めるという結論で確定という理解でよいか。
その場合、愛知県が示す緊急事態措置のどの記述に基づく要請なのか」 愛知県「確定という理解でよい。緊急事態措置の書き方は、確かに誤解を招く部分があったと思う。 今後記載内容の変更を検討している。
県としての説明が一部正確性を欠いていたことは申し訳なかった。」 ****************************************
以上の通り今朝のやりとりについてご報告申し上げます。 行政の見解は今後も大きく変更される可能性は否定できないため、 BRIGHTとしてもなるべく早く、正確な情報を収集するように努めてまいりますが、 あくまで最終判断は各事業者の皆様においてお願いしたく、この点何卒ご了承いただけますと幸いです。
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