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BRIGHT NEWS vol.111 業界内から誕生した音楽著作権申請代行機関Bmasとはなにか?

【この記事は2022年11月7日現在のものです】


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【目次】

TOPICS

(1)新しい音楽著作権申請代行機関「Bmas」についてのQ&A

(2)婚礼規約を作る際の意外な落とし穴「中間金」の注意点

(3)BRIGHTメンバー紹介第1弾~「実は私はこんな人!」~

(4)大阪、広島、東京、福岡「ブライダル法務セミナー2022」のお知らせ

(5)ブライダル特化型電子署名サービス「Be-Sign」のご案内 *************************************************************

(1)新しい音楽著作権申請代行機関「Bmas」についてのQ&A 今週9日(水)に大阪、10日(木)に広島で開催される『全国ブライダル法務セミナー2022』におけるテーマの一つでもある「ブライダル音楽著作権最前線」の中でご紹介する、ブライダル業界から新たに誕生した音楽著作権申請代行機関「Bmas(ビーマス)」について、既に実施した回の受講者の皆様からいただいたご質問をベースにQ&A形式で解説いたします。 2023年以降にブライダル業界が『オンライン活用』を促進していくための一助になればと関係者一同努力しているところなので、映像制作関係の方々はもちろん、広くブライダル関係者の皆様にご注目いただけたら幸いです。 Q1 「Bmas」というのはどのような団体なのですか?「ISUM(一般社団法人音楽特定利用促進機構)」とは関係があるのですか? A1 「Bmas」の正式名称は「一般社団法人ブライダル音楽申請システム」といって、ブライダル業界の有志で構成された、新しい音楽著作権の申請代行機関です。僭越ながら、現時点での代表は私夏目が務めていますが、ブライダル事業者の皆様とともに活動をしており、今後もその輪を広げていく予定です。 なお「Bmas」は「ISUM」とは関係のない団体です。 Q2 「Bmas」は何をする団体なのですか? A2 まずは第一歩として、2022年9月までにJASRAC、NexTone、日本レコード協会との間で、結婚式の様子を「オンライン配信」する際に許諾が必要となる、公衆送信権と送信可能化権についての申請代行機関として活動することについての協定を締結しました。 当面は婚礼現場でのオンライン活用の促進につながるよう、その領域での利便性向上に向けた申請代行サービスを提供していきたいと考えています。 最終的には、ブライダル事業者が負っている「音楽著作権」についての負担を極限まで軽減し、より自由度高く、時代に沿った婚礼サービスを新郎新婦に届けられる「業界の環境づくり」を目標にしています。 Q3 DVDに楽曲を複製する際に許諾を要する「複製権」は、Bmasでは取り扱わないのですか? A3 現時点においては取り扱いません。

Q4 今後「オンライン配信」をするには、必ずBmasを通して許諾申請しなければならないのですか? A4 そんなことは全くありません。 現時点においてJASRAC、NexTone、日本レコード協会はそれぞれブライダル用の窓口を設けており、Bmasを介さず、個別に直接申請することは引き続き可能です。 ただ、Bmasをご利用いただくと(1)楽曲ごとに管理団体を調査する必要なく申請できる、(2)日本レコード協会に支払う使用料が33%減額される、というメリットがありますので、是非広くご活用いただきたいと思っています。 なお、正式稼働は11月下旬以降を予定していますので、改めてご案内いたします

Q5 Bmasは営利団体なのですか?営利目的でないとすると、何を目的に活動しているのですか? A5 企画が立ち上がってから約2年間(法人設立してからは約1年間)活動しておりますが、メンバーは本業を別に抱えながら完全にボランティアで動いています。正式稼働後にはシステムを維持していくためのシステム利用料程度は頂戴することにはなりますが、Bmasの仕組みで誰かが儲かるという仕組みは全く考えておらず、「音楽著作権」の手続きを簡略化そして負担の軽減を図ることで、コロナ禍で傷つき、今後「今までの常識」が古くなり「新しいサービス」を開発していかざるを得ないブライダル業界の活動に寄与できたらという思いで活動しています。 なお、私夏目個人の本音を言えば、このコロナ禍の間に「オンライン配信」について法的な枠組みについて多数の相談を受けてきましたが、現状の枠組みはお伝えできてもそれが必ずしもベストな形とは思えず、「この方法がお勧めですよ」という実践的なアドバイスが出来ないことにずっと悶々としていましたので、Bmasの活動を通じて具体的な解決策をお示し出来るという点が、この活動に携わっている最大のモチベーションです。

Q6 Bmasはどんな将来を描いているのですか? A6 今までブライダル業界における「音楽著作権」の諸々の問題は、つきつめると音楽業界側に主導権があったように思っています。もちろん、音楽業界とブライダル業界との相互の協力があって今の形になっていることは充分理解していますし、それに関係された方々のご努力を否定する気は毛頭ありません。 ただ、コロナ禍で業界が激変せざるを得ない中で、次の私たちの武器としてはどう考えても「オンラインの活用」は外せないだろうと考える上で、「ブライダル業界側から誕生した団体」が「ブライダル事業者の生の声」を音楽業界側に直接届け、音楽著作権の問題を対処していなかいことには、音楽著作権処理の手間や負担が原因で「オンラインの活用」は進んでいかないのではないかという危機感がありました。 そこで、コロナ禍真っただ中の時から、業界有志において協議を重ね、JASRAC等の皆様とも幾度にもわたる交渉を経て、まずは「オンライン配信」についての申請代行機関としての活動が認められたというのが現状です。 是非ブライダル業界の皆様には、広くご注目とご支援を頂きたいと願っております。

Q7 Bmasについての情報はどこで確認できますか? A7 サービスの正式稼働までは、下記のWEBサイトにおいて情報を配信しています。また、BRIGHTが主催している「ブライダル法務セミナー2022」の中でもBmasについて紹介ていますので、ご参加いただいた方々にはもう少し詳しい情報をお伝えしております。 https://bmas.or.jp/ いかがでしたでしょうか? 2023年以降のブライダル業界再興に向けて、「音楽著作権」問題を少しでも改善していけるよう微力ながら取り組んでおりますのでご注目いただけましたら幸いです。

(2)婚礼規約を作る際の意外な落とし穴「中間金」の注意点 BRIGHTでは、ブライダル事業を展開する上で知っておきたい法律情報を『オシエテブライト』と題した動画で配信しています。 このたび、婚礼規約を作成する際に「中間金」を設定する場合における注意点をまとめた動画を作成して配信を始めました。正直なところかなりマイナーな問題点ですが、それだけに「うっかり設定してしまっている」という会場も少なくないはずので、関係のある方は是非参考になさってみてください。

https://youtu.be/_yzVB6hs0ws ★動画を観るお時間がない方に向けた概要★ (1) 『割賦販売法』という法律で、結婚式に関して顧客から「2か月以上の期間において3回以上の前払い」を求めるには、予め経済産業大臣への届け出が必要とされています。ただ、届け出には非常に高いハードルが設定されており、現実的には非常に困難と言えます。 (2) 独自に経済産業省の担当者に確認をしたところ、冠婚葬祭互助会のように「将来の不確定の結婚式」に対する積み立てのみならず、個別具体的な「確定済みの結婚式」においても同様の規制が及ぶとの回答があったため、「申込金」と「決裁金」の他に「中間金」を設定するとこの規制に抵触する可能性が出てきます。 (3) 一方で、法律が規制しているのは「前払い」のみであるため、結婚式準備の一部についての「後払い」という位置づけで「中間金」を設定すれば支払い回数にカウントされないため、経済産業大臣に届け出をしていない(できない)事業者であっても合法的に「中間金」を設定することができます。 (3)BRIGHTメンバー紹介第1弾~「実は私はこんな人!」~ この度、「BRIGHTを構成するメンバーのキャラクターを皆様により身近に感じていただこう!という目的で、メンバーを紹介するYoutube動画の配信を始めています。 第1弾は、代表の夏目です。普段お仕事の打ち合わせでは話さないようなプライベートな話題が中心になっていますので、第2弾以降も楽しみにしてみてください。

第1弾 代表取締役/ 夏目 哲宏 https://youtu.be/mUUYOth9IM0 (4)大阪、広島、東京、福岡「ブライダル法務セミナー2022」のお知らせ

大阪/11月9日(水) 広島/11月10日(木) 東京/11月17日(木) 福岡/12月8日(木) ようやく直接ブライダル事業者の皆様と「会える」、そして「声を聞けて」、「語れる」、この喜び!BRIGHTスタッフ一同、皆様とお目にかかれることを心から楽しみにしております! 取り扱うテーマは (1) コロナ禍対策「全国事例」総決算 ⇒ 将来の「第●波」または想定外の新たな感染症や、近時の大型台風など自然災害が発生した際の対応策を会場事業者とパートナー事業者それぞれの視点から解説、提案します。 (2)「オンライン配信」活発化?ブライダル音楽著作権最前線 ⇒ コロナ禍によって「オンライン配信」という新しいサービスの普及が進む中で、JASRAC等の最新の動きを解説します。←この講の中で今回のメルマガで解説したBmasについても詳しくご説明いたします。 (3)「フォトウェディング」絶対に注意すべき5つのポイント ⇒ コロナ禍でも好調だったとされる「フォトウェディング」を展開する上で絶対に注意すべき5つの法的テーマと具体的な対応策をご提示します。 (4) 人材不足をDX化で乗り切ろう!「電子署名」ってなんだ? ⇒ 最近巷で定着しつつある「電子署名」をブライダルの現場でも活用を! 「お客様の署名を電子化して問題ないの?」。そんな素朴な質問から具体的な実用例まで、関係法令をベースに実践的にご提案いたします。 (5) 2023年から激変!フリーランス取引に要注意! ⇒ 最近報道された「フリーランス新法」や、2023年から導入される「インボイス制度」がブライダル業界に与える影響を予測し、今できることをご提案いたします! の5点です。 会場事業者もパートナー事業者も立場を超えて「今必要な情報」を集約した内容となっており各回一律「おひとり 3,500円(税込み)」にてご参加いただけます。 (「with BRIGHT顧問サービス」をご利用の皆様は無料でご参加いただけます。) ↓各セミナーの詳細とお申し込みはこちらから↓ https://www.support-bright.com/seminar2022 日頃はメール、お電話またはオンラインでのやりとりに限られてしまっている中、遂に、遂に、全国の皆様と直接お会いできる機会を作ることができました。 BRIGHTスタッフ一同、心から皆様のご参加をお待ちしております!

(5)ブライダル特化型電子署名サービス「Be-Sign」のご案内 BRIGHTが総力をあげて開発中のブライダル特化型電子署名サービス「Be-Sign」の先行案内に多数のお申し込みをいただきありがとうございます! ついに「Be-Sign」の正式リリースが11月下旬に迫りました!!! 「Be-Sign」は全国の婚礼現場にて、圧倒的な利便性と時間と費用の削減を実現させることを使命として開発されています。完成後のサービスイメージを描いた漫画が完成しておりまして、今回は、【事業者間契約】編をお届けいたします。(漫画協力/小泉智秋さん)


今の臨時国会で提出が予定されている「フリーランス保護新法」が可決されると、フリーランスとの取引においては契約書面の取り交わしが義務化される見込みです。フリーランスとの取引に限らず、日々の取引には契約書の取り交わしが一般的ですが、記名押印した「紙」の郵送でのやりとりは時間がかかるだけでなく、印紙税、切手代、印刷代などの金銭的負担が生じ、なにより現場に業務負担をかけてしまいます。 ブライダル特化型電子署名サービス「Be-Sign」は、新郎新婦とのやりとりのみならず、ブライダル事業者間の契約行為においてもご活用いただけます なお「Be-Sign」は、規模の大小または法人か否かを問わず、全国すべてのブライダル事業者に気軽に電子署名をご活用いただけるよう ・初期費用     0円 ・月額固定料金   0円 ・1通あたり利用料 350円(税別) と、「純粋に使った時だけ支払いが発生する」方式を採用します。 (つまり1通も利用がない月のご負担はゼロです!) 現在はシステム開発中につき、まだ実際にはご使用いただけないのですが 「開発が完了したら是非利用を検討したい」 という方は、下記のサイトから「先行案内」のお申し込みをお願いします。 お申し込みいただいた皆様へ最優先で最新情報をお届けいたします。 (こちらのお申し込みは利用を開始するものではなく、ご料金が発生するものでもございません。) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfj2CZDtPjGJY_mksqScLmH1NN4J7e12CARa7zVdbviaIAKng/viewform?usp=sf_link また、「Be-Sign」にご関心をお持ちいただけた皆様は、是非ともこちらの特設WEBサイトもご覧ください。 https://www.support-bright.com/be-sign ***************************** 「BRIGHT NEWS vol.111」はいかがでしたでしょうか? 全国で開催中の法務セミナーでは、直接お会いする皆様とリアルなご相談をすることができてとても刺激を受けています。今週は【大阪】と【広島】へ!是非ともご参加くださいませ!






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