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BRIGHT NEWS vol.113 「インボイス制度」がここへきて変化?自民党税制調査会が示した方針とは?

【この記事は2022年12月7日現在のものです】


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【目次】

TOPICS

(1)今後の展開に要注意!「インボイス制度」 (2)ブライダル特化型電子署名サービス「Be-Sign」本格始動 (3)BRIGHTメンバー紹介第3弾~「実は私はこんな人!」~ *************************************************************


(1) 今後の展開に要注意!「インボイス制度」 ※「インボイス制度」自体の説明等については、下記より『BRIGHT NEWS』No.109及びNo.110をご確認ください。 『BRIGHT NEWS』No.109 https://www.with-bright-web.com/single-post/bright-news-vol-109 『BRIGHT NEWS』No.110 https://www.with-bright-web.com/single-post/bright-news-vol-110 各種報道によると、11月30日に自民党の税制調査会が来年10月の「インボイス制度」の導入にあたって、免税事業者がインボイスの登録をすることで「いきなり全面的に消費税の課税事業者となると影響が大きすぎる」との危惧から、激変緩和措置として、制度開始から3年間は元免税事業者の納税額を一律「売上に係る消費税の2割まで軽減する」などの方針を決めたとのことです。 まだ正式決定された訳ではありませんが、政府も上記方針を検討中とのことであり、公明党とともに年末に取りまとめられる与党税制改正大綱、来年1月の通常国会に政府から提出される税制改正関連法案においてどのような内容となるのか、「インボイス制度」の今後の展開には要注意です。 ポイント1 自民党税制調査会の狙いは? 消費税の納税を免除されている免税事業者(2期前の年間売上が1千万円以下の企業や個人事業主)は、税務署でインボイス登録をすると売上規模に関係なく消費税を納めないといけなくなります。 このたびの報道内容は、与党自民党の税制調査会がこれに対して「影響が大きすぎる」との批判の声があることを受けて「向こう3年間は2割負担でよい」という緩和策を示した、というものです。 もともと平成元年の消費税導入時から、世論対策という側面から小規模事業者に配慮した制度が併設されてきており(「免税事業者制度」自体がそのひとつです。)、今回も「インボイス導入に対する反対意見の高まりへの配慮」が目的と思われます。 ポイント2 ブライダル業界の免税事業者への影響は? 発注元のホテル・式場との関係性も踏まえインボイス登録をした(予定する)免税事業者としてみれば、報道通りとなれば負担額が2割に留まることとなり、これは朗報と言えます。 ただ、このメリットが受けられるのはあくまで「インボイス登録をした場合」であって、インボイス登録をすることで、今回の措置が延長されない限り、4年目以降は消費税全額を納付しなければならなくなります。 ポイント3 他の経過措置とは? 今回の報道とは別にすでに導入が決定している経過措置としては、(ブライダル業界に当てはめると)ホテル・式場が、インボイス登録をしていない仕入れ先パートナーから請求書(当然ながら仕入れ税額控除の対象となる「適格請求書」ではない)を受け取った場合でも 当初3年間は当該請求書上の消費税分の80% 次の3年間も当該請求書上の消費税分の50% は特別に仕入れ税額控除ができる、とするものがあります。 なおこれは「仕入れ先がインボイス登録しない場合」の措置ですので、今回自民党の税制調査会が方針を決めた激変緩和措置とは前提が異なり、また利益を受ける対象が異なる点に注意が必要です。 個人的には、もうすでに何年も前に「インボイス制度」の導入は決まっており、また制度自体には「消費税の公平な負担」という観点から一定の合理性がある中で、「ここへきて」ドタバタしていることに対して違和感を感じるのを否定できません。 このドタバタは税務署等の現場の混乱を招くことが必定であり、ただでさえ一般国民間において制度そのものへの理解が広がっていないと危惧されている中で、ブライダル業界においても悪影響が生じないかと心配しながら報道を見守っているところです。 (2)ブライダル特化型電子署名サービス「Be-Sign」本格始動 BRIGHTが総力をあげて開発したブライダル特化型電子署名サービス「Be-Sign」が、ついに12月1日(木)に正式リリースされました!初日から早くも利用実績が積みあがってきており、もうすでに本格始動中です!! 「Be-Sign」は日本で唯一、「ブライダル特化型電子署名サービス」を掲げ、ブライダル関連の現場(婚礼のみならず衣裳店やフォト撮影等の場面も想定しています。)での使いやすさ「だけ」を想定して開発されました。 また、「対新郎新婦」だけでなく、「事業者間の取引」についてもご活用いただけます。具体的なメリットを漫画で説明していますので、是非ご覧になってみてください。(漫画協力/小泉智秋さん)


なお「Be-Sign」は、規模の大小または法人か否かを問わず、全国すべてのブライダル事業者に気軽に電子署名をご活用いただけるよう ・初期費用     0円 ・月額固定料金   0円 ・1通あたり利用料 350円(税別) ※withBRIGHT顧問契約ご契約者様は1通300円(税別) と、「純粋に使った時だけ支払いが発生する」方式を採用します。 (つまり1通も利用がない月のご負担はゼロです!) 現在「オンライン説明会」を開催しておりますので、 「契約するか否かはともかく、検討をしてみたい!」 という方は、是非ともこちらの特設WEBサイトの「導入に関するお問い合わせ」からお申し込みください。 https://www.support-bright.com/be-sign (3)BRIGHTメンバー紹介第3弾~「実は私はこんな人!」~ 「BRIGHTを構成するメンバーのキャラクターを皆様により身近に感じていただこう!」という目的で、メンバーを紹介するYoutube動画の配信を始めていますが、第3弾は、2022年3月に中途入社して主にリーガル面を担当している阿部真実子(あべ まみこ)です。 最近は法人設立や許認可関係の手続きを広く担当している阿部の知られざる素顔を是非ご覧ください。


第3弾 2022年3月入社のリーガル担当/ 阿部 真実子 https://youtu.be/lUikKtCyxAA

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