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Q.【キャンセル料】キャンセル料には、消費税を課税してもよいのでしょうか?

A.消費税とは「提供された(=消費された)商品やサービスの対価」に対して 発生するものです。 これに対してキャンセル料は「提供された(=消費された)商品やサービスの対価」 ではなく「キャンセルによって事業者に生じた損害を担保するもの」です。 したがって、原則として消費税は発生しません。 (よく誤解が生じるケースを補足しておくと、 キャンセル料を算定する根拠の見積額を「税込」とするか「税別」とするかは自由です。 仮に「税込」の見積額に「×●%」で計算してキャンセル料の金額を算出しても、 その金額に消費税が含まれているわけではありません。) 一方で、キャンセル料に似たものとして「解約手数料」という考え方もあります。 これは解約によって生じる事業者の手間に対する「手数料」ですので、 「提供された(=消費された)サービスの対価」といえるので消費税が課税されます。 なお、上記の性質の違いから、通常、キャンセル料は解約のタイミング等で変動し、 解約手数料は手間はタイミングによってさほど変わりませんので一定の金額設定となります。   ※両者のいずれに属するか微妙な場合もありますので、最終的には顧問税理士さんにご相談ください。




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