Q.直前でキャンセルや延期の対応があるが、取り消し料をいただくのが心苦しいので、実費以外は特別対応でほぼ取っていないが、売上的に厳しい。中途半端な(コロナ禍等の)要請は強制力が無いので、不安だけあおって損ばかりする形になることに困っている。
A.政府や知事の対応への困惑の気持ちは全く同意いたしますが、「取り消し料(より正確には「解約料」です)をいただくのが心苦しい」という点については、別の視点もあってよいのかと思います。というのも、新郎新婦はコロナ禍の被害者だと思いますが、事業者も同じく被害者なのです。
特に契約時に「非常時の対応」について合意をしていた場合には、その内容も含めて契約ですから、契約に沿って解約料や実費を請求することにそこまで後ろめたさを持つ必要はないように思います。お客様に対するホスピタリティと、契約上の義務の履行を求めるという行為とは切り離してお考えになるとよいのかなと考えます。
Comments