4月14日Q.広告に使用している写真の背景に「作者不明の絵画」が写ってしまっています。これは著作権の侵害となりますか?A 他人の著作物である絵画を撮影することは、原則としては著作権(複製権)の侵害となります。ただ著作権法第30条の2に規定される「写り込み」に該当する場合は著作権の侵害には当たりません。 「写り込み」に該当するには、その絵画が ① 偶然写真に入ってしまったもので...
3月11日Q.広告用モデルの写真を、誤って期間満了後も使用してしまった場合、どのような問題になりますか?A.モデル契約に違反してモデルさんのパブリシティ権を侵害することになります。 パブリシティ権とは、モデルや俳優、スポーツ選手など「自らの容姿を商売にしている人」に特別に発生する権利で一般人であっても発生する肖像権と比較すると、侵害した場合の損害は大きいとされています。...
2月23日Q.東京駅前など、屋外で婚礼写真の撮影をする際に必要な許可はありますか?A.東京駅前などのロケ地での撮影において、一定の時間公道(車道・歩道含む)の一部を占拠して利用する場合には「道路交通法」上管轄の警察署に許可を得て、許可証を携帯する必要があります。 運用は管轄警察署によって若干異なる可能性があるので、撮影の前に個別に確認すると安全です。
2月12日Q.バンケット内を撮影した広告写真に卓上装花が写っていて、卓上装花の制作者から「著作権侵害だ」と指摘を受けたてしまいました。写真を差し替えないといけませんか?A まず、卓上装花が著作物に該当するかどうかは微妙です。著作権法2条1項1号において著作物は「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」と定義づけられていて、要約すると、 ① 生け花のような芸術品 ⇒ 著作物...
2023年12月15日Q.誤って広告用モデルの写真を期間満了後も使用してしまった場合、どのような問題になりますか?A.モデル契約に違反してモデルさんのパブリシティ権を侵害したことになります。 パブリシティ権とは、モデルや俳優、スポーツ選手など「自らの容姿を商売にしている人」に特別に発生する権利で一般人であっても発生する肖像権と比較すると、侵害した場合の損害は大きいとされています。...
2023年11月23日フォトウェディング・前撮りのトラブル事例&解決法【要点凝縮セミナー】(2023/11/24開催)セミナー動画はこちらのリンクよりご覧ください。 https://vimeo.com/871298983/a7d54fe460?share=copy セミナー資料はこちらのリンクよりご覧ください。 ■講義レジュメ https://www.bright-law.co.jp/do...
2023年10月5日Q.芸能人の写真を使った、お面の余興やケーキデコレーションについて質問です。① 参列者の方が芸能人の写真を使ってお面を作って余興をするのはNGで間違いないですか? またうちわの写真も切り抜くもNGですよね? A.写真の著作権や芸能人のパブリシティ権の問題になりかねないですが、 「余興の方が」独自にやる分にはどこまで許容するかは会場様のご判断です。...
2023年9月4日Q.【著作権】余興で、アイドルグループのダンスを踊ったものを上映することが分かっている場合、複製権?や上映権?の許諾を得る必要がありますか?A.確かにダンスの振り付けにも著作権が認められる場合があります。 その場合、厳密には「誰かの振り付けを真似た映像」を作るには複製権、 「その映像を上映する」には上映権の許諾を得る必要があります。 ただ、本来複製権は「真似て踊った本人」が権利者から許諾を得るべきもので、...
2023年6月14日Q.【アーティストの公式キャラクター】新郎新婦様より、「某アーティストの公式キャラクター(著作物)をお料理やケーキで再現してほしい」とご要望をいただきました・・・Q.【アーティストの公式キャラクター】 新郎新婦様より、「某アーティストの公式キャラクター(著作物)をお料理やケーキで再現してほしい」 とご要望をいただきました。 某アーティストの会社様から許可をとるために、 新郎新婦が(ファンクラブの会員の為)、某アーティストの公式ファン...