top of page


Q. 弊社で使用する規約のタイトルは「★★★規約」ですが、お客様より「内容的に書面のタイトルは『●●●規約』とするべきではないか?」というご指摘をいただきました。規約のタイトルってそんなに大事なのでしょうか?
A. 法律的には、重要なのは「内容」です。 極端ですが、タイトルの無い書面であっても署名や押印がされれば、そこに書かれた「内容」について合意が成立します。 (極端な例:お店で受け取るレシートの裏に記載した内容だとしても法的効果は生じます。)...
2024年11月26日


Q.ハネムーン事業者へ新郎新婦の個人情報をお渡ししたいのですが、法律上ご本人の同意を得る必要はありますか?なお、個人情報を取得する際に示した利用目的には「ハネムーン」についての言及はありません。
A.個人情報の取扱いについて整理すると、原則として「貴社として預かった個人情報」は貴社が、貴社の定める利用目的の範囲内でしか利用してはなりません。そしてその「個人情報」を第三者に提供するには、本人の同意を必要とします。 一方で、「利用目的の範囲内で」第三者に業務を委託する際...
2024年11月19日


Q. 同じ日程で「利用する会場(バンケット)のみを変更する」ご希望がある場合は、日程変更ではないものの、同じぐらい手間がかかるため日程変更料と同等の料金をいただきたいと考えています。なお、率直に言ってより売上の大きくなる「大きな会場への変更」は大歓迎なので、その場合は変更料がかからず、「小さな会場への変更」のケースのみ変更料が発生するとルール化するのは問題ないでしょうか?
A. 原則としてどのようなルールにするかは事業者側に裁量がありますが、そこに合理性がないと「一方的に消費者を害する規定だ」等と、消費者契約法違反を理由とした指摘が消費者団体からなされるリスクが生じます。 その観点からすると、そもそもキャンセル料や日程変更料の本質は「機会損失...
2024年11月12日


Q.フォトウエディングサービスをWEB掲載しており、電話やメールでお申込みを受注しておりますが、これは通信販売にあたりますか? また、その場合クーリングオフは適用されますか?
A.電話やオンライン、対面での勧誘がなく、WEBを見た顧客からのお申込みを受ける形は『通信販売』に該当しますので、特定商取引法上定められた表示をする必要があります。 ただ、特定商取引法上『通信販売』にはクーリングオフを設ける義務は認められておりません。もちろん、敢えて設置す...
2024年11月5日


Q.ネット配信限定の楽曲をスマホでダウンロードして、それをPA器具とつないでBGMとして利用するのは問題ないですか?
A.該当のバンケットについてJASRACとの間で「演奏権」の包括契約が結ばれていれば、 音楽著作権上は問題ありません。 ただし、私が知る限り「ネット配信」(iTunes等)の利用規約には、配信される楽曲の 使い方として『私的使用目的に限定する』旨が明記されているはずです。...
2024年11月1日


Q.フリーランスの方に対して「メールでの通知」によって発注をしていますが、「メールでの通知」をしない場合は『契約内容は無効になる』という認識であっていますでしょうか?
A.「メールでの通知」ではなく 「口頭」のみで金額等の条件を伝えて 業務委託をした場合でも契約自体は有効に成立しております。 一方でフリーランス保護法では「口頭」での条件提示ではなく 「書面等による条件明示」を求めているため、公正取引委員会から発注主に...
2024年10月26日


Q.【フリーランス保護法】フリーランスの方に契約書にサインをお願いする予定ですが、契約書には2024年11月1日と日付指定をしてもよろしいでしょうか。
A.契約書の取り交わし日については、実際に記名押印等が完了した日にするのが 法的には最も適切です。ただ予め相手の同意さえあれば日付の指定をしても 契約書自体の効力に影響はありません。
2024年10月21日


Q.新郎新婦や参列者が明らかに音楽著作権の許諾を得ていない自作のDVDを突然持ち込まれる場合、会場側としてはどのような対応をすべきでしょうか?
A.基本的に 複製の著作権処理をすべき責任は「実際に複製した者」、つまり DVDを自作した新郎新婦や参列者にあります 。会場側は複製に関与していないので 本来は無断複製の責任を問われる立場にありません。 ただ、JASRACやレコード協会は...
2024年10月19日


Q.【フリーランス保護法】当社と契約のあるフリーランスに契約書をまき直す予定です。どのようなご案内、説明文にするのがよいのか、「メール文案」を教えてもらえませんか?
A.メール文案の一例は下記の通りです。ご参考になれば幸いです。 **** (前略) さて、本年11月1日より「フリーランス保護法」が施行されることを受けまして、 法令遵守の観点、そしてフリーランスの皆様の正当な権利を守ることを目的に、...
2024年10月17日
BRIGHT NEWS vol.155 施行直前「フリーランス保護法」の注意点 最終案内
TOPICS あと2週間。『フリーランス保護法』の禁止事項を総ざらい __________________________________ ブライダル業界内の取引関係に大きな影響を与える 『フリーランス保護法』の施行日までの期間が、あと2週間と迫りました。...
2024年10月16日


Q.【フリーランス保護法】フリーランスの方に対する契約書のまき直しができておりません。順次まき直しを進める予定ですが、すぐに罰則対象となる可能性はありますでしょうか?
A.現実的なリスクはほぼないと考えます。 確かに報道では11月に入ってからすぐに公正取引委員会はフリーランスに対して 広く法令の遵守状況について調査をするといわれていますが、 11月入ってからでも適正な書面等による明示がなされていたのであれば...
2024年10月10日


Q.【フリーランス保護法】『解除等の予告を30日前までにしなければならない』点について質問です。弊社では解除等の予告について記載しておりますが「30日前までに」という期間についての文言を入れておりません。問題はありませんか?
A.フリーランス保護法上、確かにご指定の「30日前通知」が義務付けられることに なりましたが、よく読むとそれを「契約書面に記載すること」までは 義務付けられていません(契約書面への義務付け条項に入ってない)。 したがって現在の書面の書き方のままでも「運用で」30日前に通知し...
2024年10月7日


Q.商標登録されている言葉を割引等のキャンペーンの名称に用いることは違法でしょうか?
A.商標登録をされている名称を、登録範囲内のアイテムやサービスの「名称」として使用すると 商標権侵害となる危険性があります。 ただ、一方で商標権はアイテムやサービスの「名称」に関する権利なので、 アイテムやサービスの名称以外に用いる場合には商標権侵害になりません。...
2024年10月5日


Q.【オーダードレス】お客様が某有名ドレスブランドのお写真をお持ちになり「これと全く同じデザインで作って欲しい」というご希望をいただきました。お受けしても大丈夫なのでしょうか。またお断りする場合は・・
Q.【オーダードレス】お客様が某有名ドレスブランドのお写真をお持ちになり「これと全く同じデザインで作って欲しい」というご希望をいただきました。お受けしても大丈夫なのでしょうか。またお断りする場合はどのようにご案内すべきでしょうか?...
2024年9月24日


★お立場別★ 業界内の取引関係に大変革をもたらす「フリーランス保護法」が11月1日施行!”今何をすればよいか”が全て分かる特別セミナー(2024/9/18開催)
★企業向け セミナー動画はこちらのリンクよりご覧ください。 https://vimeo.com/984661609/5c209b427c セミナー資料はこちらのリンクよりご覧ください。 【レジュメ】 https://www.bright-law.co.jp/download...
2024年9月18日


Q.「試食会が有償なんて予め聞いていない」「だから試食会には行くがお金は払わない」とそもそも任意参加の試食会について主張しているお客様がおっしゃっており困っています。
A.契約時に「試食会は無償」と案内しておきながら後から請求するのは論外ですが、 有償か無償かを明示していなかったから「無償で試食できるはずだ」という主張は、 本来レストランやホテルで食事をするのは有償なのが前提ですから無理があります。...
2024年9月17日
BRIGHT NEWS vol.154 【あと50日】フリーランス保護法の施行に向けて準備はお済みでしょうか?
TOPICS (1)あと50日。『フリーランス保護法』施行を前に何をすべきか? (2)東京都が全国初の『カスハラ防止条例』を来年4月に施行へ (3)今だからこそブライダル特化型『Be-Sign』のご案内 TOPICS (1)...
2024年9月11日


Q.当社の許可無く、お客様がSNS投稿に「当社の屋号(施設名)」を使っている場合、屋号を削除してほしいと依頼することは法的に可能ですか?
A.屋号を勝手に表示されることを「法的に」阻止できるかについては下記の通りとなります。 ① 商標権侵害を主張できるか? ⇒ 難しい。 商標権は商品やサービスの名称としての呼称を独占できる権利であるところ、 SNSに一般人が感想や口コミとして商標を表示する行為は対象にはな...
2024年9月11日


Q.お客様のバッグのファスナーが壊れており、工具を貸してほしいと依頼がありお貸出しし、お客様の要望でスタッフが厚意でお手伝いをしたところ、ファスナーが壊れてしまいました。後日お客様から、ファスナーと鍵穴が壊れたので賠償してほしい旨、連絡があり困っています。どう対応すればよいでしょうか。
A.法律的観点から整理しますと、 まず、貴社スタッフによる「行為」で「破損という結果」が生じている以上、 貴社にはそれを賠償する義務を負います(民法第415条)。 それが善意によるものであっても、法律上はだからといって賠償義務が免責 されるわけではありません。...
2024年9月10日


ブライダル業界向けカスハラ対策セミナー(2024/9/5開催)
セミナー動画はこちらのリンクよりご覧ください。 https://vimeo.com/984603207/fa72946dc6?share=copy セミナー資料はこちらのリンクよりご覧ください。 ■講義レジュメ https://www.bright-law.co.jp/do...
2024年9月5日
bottom of page

.png)
.png)

